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カナダ・ブログ

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No.296

byらーにゃfromモントリオール/ケベック
【カナダ人に聞いた】カナダの有名な食べ物ランキング12選!これを食べずに帰れない! 2025-09-23 08:10:37
カナダ在住
こっこ

今回はカナダの名物についてまとめます!

カナダは広大な国土と多様な文化を持ち、その食文化も非常に豊かです。

世界一の生産量のメープルシロップに海の幸、またカナダの田舎でできたB級グルメなど実は色々あります。

「観光にいったら食べるべき食べ物は?」

「現地の人から見たおすすめって何なの?」

と気になる人もいるかと思うので、今回は、カナダを訪れた際にぜひ味わってほしい有名な食べ物を12品紹介します!

ぜひ、カナダ旅行の食べ物計画の参考にしてみて下さい!

【カナダ人に聞いた】カナダの絶品の有名な食べ物ランキング12選!

ここでは、特に人気の高い12品を厳選して紹介します。

これらの料理は、カナダの食文化を象徴するものばかりですので、ぜひ試してみてください!

順に紹介していきますね!

1位:ロブスター:カナダの海の幸を堪能

カナダの東海岸、特にノバスコシア州の近郊で獲れるロブスターは、世界的に有名です。

新鮮なロブスターは、甘みがあり、肉質がしっかりしています。

バターで焼いたり、スープにしたりと、さまざまな料理に使われます。

特に、ロブスターロールは人気のサンドイッチで、観光客にも大好評です。

参考:おすすめエリア・レストラン

特におすすめなのはノバスコシア州のエリア、ハリファックスやプリンスエドワード島などがロブスター料理が有名です。

プリンスエドワード島にて、レモンを垂らしてたべたら絶品でした…!

東カナダに旅行をする際は、お安くおいしいロブスターを堪能できるのでぜひ一度トライしてみてください!

2位:プーティン:カナダの国民食を味わう

プーティンは、フライドポテトにグレイビーソースとチーズカードをトッピングしたカナダの国民食です。

ケベック州が発祥とされ、今では全国的に愛されています。

そのクリーミーで濃厚な味わいは、一度食べたら忘れられない美味しさです。

バリエーションも豊富で、トッピングに肉や野菜を加えることもできます。

参考:おすすめエリア・レストラン

特におすすめなのは発祥の地であるケベック州のエリア。モントリオールやケベックシティに行く際は必ず食べてみましょう!

モントリオールの「La Banquise」は24時間営業で多彩なトッピングが楽しめる人気店です。

3位 メープル料理:春のシュガーシャック

カナダは世界のメープルシロップ生産の約70%を占めています。

そのため、メープルシロップはカナダの食文化に欠かせない存在です。

パンケーキやワッフルにかけるのはもちろん、デザートや料理の隠し味としても使われます。

特に、メープルバターは絶品で、トーストに塗ると最高の朝食になります。

参考:おすすめエリア・レストラン

ケベック州郊外の「シュガーシャック(砂糖小屋)」体験がおすすめ。

代表的な場所は「Cabane à Sucre」などで、春には採れたてのシロップを使った料理を味わえます。

4位 ベーグル:モントリオールスタイルを体験

モントリオールのベーグルは、ニューヨークスタイルとは異なり、甘みがあり、外はカリッと、中はもっちりとした食感が特徴です。

セサミやポピーシードをトッピングしたものが人気で、クリームチーズと一緒に食べるのが定番です。

地元のベーカリーで焼きたてを味わうのが一番の楽しみですので、ぜひ立ち寄ってみてください。

参考:おすすめエリア・レストラン

モントリオールベーグルは、当然、モントリオールが有名です。

数あるお店の中でも「St-Viateur Bagel」や「Fairmount Bagel」がモントリオールでの2大名店です。

5位バノック:先住民の伝統的なパン

バノックは、カナダの先住民が作る伝統的なパンです。

小麦粉、水、塩を使って簡単に作ることができ、焼きたてはふわふわとした食感が楽しめます。

バターやジャムを塗って食べるのが一般的で、家庭料理としても親しまれています。

カナダの歴史を感じることができる一品ですので、ぜひ味わってみてください。

参考:おすすめエリア・レストラン

トロントの「Bannock(バノック)」レストランでは、伝統をアレンジした創作料理が楽しめます。

アルバータ州のカルガリーにある「Heritage Park Historical Village」では、先住民の食文化として提供されるバノックを体験でき、観光と一緒に学びの場にもなります。

6位 シェパーズパイ:家庭料理の代表格

シェパーズパイは、ひき肉とマッシュポテトを重ねたシンプルながら美味しい家庭料理です。

通常は羊肉を使いますが、牛肉を使ったバリエーションもあります。

オーブンで焼き上げることで、表面がこんがりとした食感に仕上がります。

寒い季節にぴったりの温かい料理で、家庭の味を感じられます。

参考:おすすめエリア・レストラン

バンクーバーの「Granville Island Public Market」やトロントやモントリオールのパブなどでも提供されることが多いです。

7位 サーモン:新鮮な海の幸の魅力

カナダの西海岸では、新鮮なサーモンが豊富に獲れます。

特に、スモークサーモンは人気があり、サンドイッチやサラダに使われます。

また、グリルや焼き魚としても楽しめます。

サーモンは栄養価も高く、健康にも良い食材ですので、ぜひ味わってみてください。

モントリオールはフレンチ料理としてサーモンを使ったりもします!

参考:おすすめエリア・レストラン

バンクーバーの「Granville Island Public Market」のほか高級店「Blue Water Cafe」で新鮮なサーモン料理が味わえます。

8位 ビーバーテイル

揚げパンにシナモンシュガーやチョコレートをトッピングしたビーバーテイルは、カナダのストリートフードとして有名です。

尾のような形からその名が付き、観光中のおやつにぴったり。

寒い冬に温かい揚げパンを頬張る体験は、旅の思い出になります。

参考:おすすめエリア・レストラン

全国チェーン「BeaverTails」の屋台や店舗で購入可能。特に1号店のあるオタワの店舗が有名です。

9位 チキンウィング:ビールと相性抜群の一品

チキンウィングは、カナダのスポーツバーで人気のある料理です。

スパイシーなソースで味付けされた鶏の手羽先は、ビールとの相性が抜群です。

バッファローウィングやテリヤキウィングなど、さまざまなフレーバーがあります。

友人とシェアしながら楽しむのが定番ですので、ぜひ試してみてください。

参考:おすすめエリア・レストラン

全国のスポーツバーで食べられますが、特にトロントの「Duff’s Famous Wings」が人気スポットです。

10位 フィッシュアンドチップス:イギリス風の定番

フィッシュアンドチップスは、カナダでも人気のある料理で、特に海沿いの地域でよく見られます。

新鮮な白身魚を衣で揚げ、フライドポテトと一緒に提供されます。

フィッシュの調理の仕方・トッピングはお店によって違います!

タルタルソースや酢をかけて食べるのが一般的で、シンプルながら満足感のある一品です。

ビールと一緒に楽しむのもおすすめです。

参考:おすすめエリア・レストラン

バンクーバーの「Go Fish」やトロントの「Harbord Fish & Chips」が観光客に人気です。

11位 スモークミート:贅沢にお肉をはさんだサンドイッチ

No.290

byJunkofromその他地域/ブリティッシュ コロンビア
実は略語だった日常の挨拶の言葉 2025-09-23 02:17:40

日本語教室スタートしました。初回はてんやわんやしますがその通り。あっという間に時間が終わってしまいうまく配分できなかったなぁと反省しています。
学生さんは8人来てくれました。大人の人から高校生まで国籍もみんな違う人たちです。
昔小さい時に日本に住んでいたことがある人
お母さんが日本人だったけど日本語を教わらなかった人
マンガが好きで日本に行きたい人

みんなレベルも違う

No.281

by菰原大喜(こもはら だいき)fromバンクーバー/ブリティッシュ コロンビア
帰国を決断した理由 2025-04-07 04:40:45

バンクーバーは春になると人々の顔が明るくなり、

心なしか犬の尻尾の振り幅も冬と比べて倍以上になっている気がする笑

そんな人間にとっても犬にとってもハッピーな時期にバンクーバーを離れることにしました。

これはネガティブな帰国じゃなくてポジティブな意味での帰国。

むしろよくこんなにも長くカナダにいたなと思うくらい長い滞在期間でしたね。

トロントに半年、バンクーバーに2年、、、

バンクーバーに2年!?!?

いすぎ笑
正直そんなにいるつもりはなかった笑


長ったような、短かったような。

苦しい時間の方が圧倒的に多く、修行のような日々だったけど、

そんな日々を乗り越えたからこそ、達成感に満ち溢れている。

高校3年時の全国大会が終わった後とか、浪人の時の最後の受験が終わった後のような感覚。

やっぱり何か目標を持って頑張っていた時期って振り返ると美しいものだな。

戻りたいとは思わないけどね絶対。笑


そんな合計2年半にも及ぶ海外生活にピリオドを打つ考えに至った理由は大きく2つ、 

1、自分の望むキャリア形成は今のカナダでは実現しづらい

2、カナダで達成したいことを全部実現できた

この2つが主な理由。


ビザは8月の半ばまであるし、一番楽しい夏の時期を前に帰国するのは悩みどころではあったけど、

このタイミングしかないって直感的に決断した。

カナダに行く時も“今しかない”って直感に従って飛び出したから、

もう少し論理的な意思決定をしていきたいところ。笑

カナダでのキャリア形成の難しさ

今、カナダで自分の理想的なキャリアを進むことは非常に難しい。

それは移民の急増が原因の一つで人の多さに対して仕事の枠が少な過ぎる。

どれだけ有名な大学を出て優秀な人でも正社員で就職するにはめちゃ時間かかるし、

専門的な経験がある人でも厳しいのが現状。

日本の売り手市場と本当に真逆。


その状況で永住権もなく英語がネイティブではない自分が戦うには相当な覚悟と時間が必要。

20代後半で、同世代の人は日本でゴリゴリ働いてスキルをつけていっている一方で、

自分だけ足踏みしてるわけにはいかない。

自己成長意欲は強いのに、働ける環境を得れるまで何年かかるかわからないって正直怖い。

そんな風に思った。

カナダで働いてた人材会社も興味深かったけど、

今自分が極めたい仕事ではなく、やりたいことは他にある。

それをやるにはカナダより日本での方がキャリアを形成しやすい。

だからここに残るは最善ではないって結論に至った。

どうやら今は自分の人生で一番優先度が高いのがキャリア形成らしい。

20代最後という年齢ってのもあって、やっぱり今はスキルと経験を得ることに全振りしたい。

そう思った時に、帰国すべきだなと決断した。

カナダでの目標を叶えるために

自分がカナダに旅立った時、

本当にやり切ったって思うまでは帰国しないって心に決めていた。

どんなに辛くても目標を達成するまでは日本に入る資格がないって。

そういうところの意志は自分でもびっくりするくらい硬い笑

まぁ20代後半で仕事を辞めて海外行くってそんくらいの覚悟は必要だと思う。

本当に多くのことを犠牲にして捨ててきた分、

得るものがなかったら自分が空っぽになるんじゃないかって怖さもあった。

だからとにかく、

・現地の会社で働く経験
・英語でSNSマーケ系の知識・経験を得る
・英語を話せるようになること(抽象的笑)

まずは大きくこの3つは絶対に達成したいことだった。

だから英語も必死に勉強して、現地の企業で働くために地獄みたいな就活をして、

SNSマーケ系のボランティアをいくつかやった。


そしてカナダでの冒険が始まって2年経った頃、

上の3つを含め細かい目標も自分の中で達成し、

もう自分に帰国を許せるなって気持ちになれた。


ということでカナダでの冒険を終えて、この春に日本に帰国します。

ほんとに感慨深い。

2年半ぶりになる今回の帰国。

とにかく居酒屋に行く。

実家の犬と仲直りする。

サウナの後のいちごミルクを飲む。

この3つが最優先事項ですね。

もう少しやらなきゃいけないことはあるだろって感じだけど笑


そして何より、久しぶりの友達に会ってたくさん話せたらなって感じです。

No.293

byキコfromバンクーバー/ブリティッシュ コロンビア
コミュニティがない 2025-02-21 06:04:05


カナダに来てから1年と半年程経ちますが…
相変わらず友達はいません!


最初の頃は友達を作らなきゃ、と焦ったりもしていましたが
最近はそういった焦りはなくなりました。

出来たら嬉しいけど、出来なくても特に困ってないので…。
そりゃあ、 友達がいたらもっと楽しいかもしれないけど。
この歳(アラフォー)になると、友達の作り方って分からなくなります。
友達ってどういう距離感でどうやって作るんだっけ…?

そんなことを考えてしまうから余計に慎重になって友達ができないんだと思います。
出来てる人はそんなこと考えもしないだろうし。


まぁ、ご縁があればそのご縁を大事にするし、
ないならないで今の状況を楽しもうと思います。



日本にいる友人達がいかに大事な存在か、改めて思い知らされました。

こんな私と仲良くしてくれてほんとにありがとう。

人間関係リセット症候群があるので
時々やらかしますが、
そんな中でも今も友人でいてくれている人達を大切にしていきたいと思います。


友達ってありがたい……


早く日本に帰りたい。



カナダと鬱と私2



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No.201

カナダでちゃんとお金の話

byChelseafromバンクーバー/ブリティッシュ コロンビア
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カナダでのリタイアメント: Registered Retirement Income Fund (RRIF) 2024-12-20 07:02:00

RRIFとは

Registered Retirement Income Fund (RRIF) とは、リタイア後のために貯蓄/運用してきたRRSP (Registered Retirement Savings Plan) の資金を、リタイア後の収入として活用するために利用される制度です。リタイアをする (RRSPから資金を収入として引き出し始める) と決めた時点で、RRSPからRRIFへとその資金を「変換」することでRRIFを「開設」することとなり、RRIFのルールに基づき税制の優遇を受けながら効率的な資金の引き出し/取り崩しを行うことが出来ます。
一般的なシナリオを例に挙げつつ、手順を追って理解していきましょう。

1. 「RRSP」から「RRIF」への変換

「RRSPから資金を収入として引き出し始める」と決めた時点においてまず行うことは、その資金を「RRSP」から「RRIF」に「変換」させることです。これは、RRSPを保持している金融機関に対しその旨を伝えることだけで実行することが出来ます。
あえて「変換」という言葉が使われるのには理由があります。この「変換」とはまさにただその「箱の名前を換える」だけの手続き。資金を実際に移動させることもなければ、投資内容を変更する必要も (つまり売却や利益確定をする必要も) ありません。
また、この「変換」はいつでも行うことが出来ます。唯一のルールは「71歳の誕生日を迎えるその年の終わりまでに RRSP内の資金からの『変換』を完了しなければけない」ということだけ。

2. 「RRIF」からの引き出し

RRIFへと変換された資金は、自由な頻度で引き出しを行うことを設定できます。ここで言う「引き出し」とは、RRIFの口座から例えばChequing口座に資金を移動させること。つまりまさに「自分自身に給与を与えるかの様に、資金を移動させること」。細かなルールは金融機関によりますが、例えば毎月/毎四半期/年一回..等、その頻度を選択することが出来ます。
また、引き出す金額についても自分自身で設定できます。例えば CPP (退職者年金) やOAS (老齢年金) 等を既に受け取っている場合などは、それらの支給額も踏まえた生活費を鑑み、RRIFからの引き出し額を自身で決めることが出来ます。

3. 最低引き出し額

引き出し額に上限はありません。ただし下限、つまり「最低引き出し額 (minimum withdrawal)」があります。
最低引き出し額は、年齢を元に定義された最低引き出し率を元に計算されます。

年齢 | 最低引き出し率 (%)
55歳2.86%65歳4.00%75歳5.85%85歳8.51%95歳+20.00%
56歳2.94%66歳4.17%76歳5.98%86歳8.99% 
57歳3.03%67歳4.35%77歳6.17%87歳9.55%
58歳3.13%68歳4.55%78歳6.36%88歳10.21%
59歳3.23%69歳4.76%79歳6.58%89歳10.99%
60歳3.33%70歳5.00%80歳6.82%90歳11.92%
61歳3.45%71歳5.28%81歳7.08%91歳13.06%
62歳3.57%72歳5.40%82歳7.38%92歳14.49%
63歳3.70%73歳5.53%83歳7.71%93歳16.34%
64歳3.85%74歳5.67%84歳8.08%94歳18.79%

当該年における1月1日時点でのRRIFの残高に対し、当該年齢の最低引き出し率を掛けた値が、その年の最低引き出し額となります。

例.
66歳となる年の1月1日の時点でのRRIFの残高が $750,000
66歳の年に対して適用される最低引き出し率 (%) = 4.17%
よってこの年の最低引き出し額は

$750,000 x 4.17 % = $31,275

引き出し頻度の設定に関わらず、一年においてこの最低引き出し額分の額は必ず引き出しを行わなくてはいけません。

4. Withholding Tax

最低引き出し額ピッタリの額を引き出したとすれば、実際に受け取る額はピッタリそのままその額です。ただし、もしこの最低引き出し額よりも多くの額を引き出した場合は、その超過分に応じて設定された Withholding Tax が適用され、その分が引かれた額を受け取ることになります。

最低引き出し額超過分へのWithholding Tax
超過額Withholding Tax率 (%)
$5,000以下10%
(ケベック州 5%)
$5,001~$15,00020%
(ケベック州 10%)
$15,001以上30%
(ケベック州 15%)

例.
66歳での年初の残高 ($750,000) と最低引き出し率 (4.17%) をもとに計算された最低引き出し額が $31,275 とする
対して、実際の引き出し額を $40,000 とすると
超過額: $40,000 - $31,275 = $8,725

$8,725 の内、最初の $5,000 の超過分への Withholding Tax: $5,000 x 10% = $500
$8,725 の内、$5,001~$15,000 の超過分への Withholding Tax: ($8,725 - $5,000) x 20% = $745
Withholding Tax 合計: $500 + $745 = $1,245

よって実際の受け取り額: $40,000 - $1,245 = $38,755

このWithholding Taxの徴収は、金融機関が引き出しを行う時点で「Withholding Taxが引かれた額だけしか渡さない」という形で行われます。

5. 課税対象所得

忘れてはいけないのは、超過額の有無に関わらず、最低引き出し額と超過額を含めた受け取り額全てが最終的に課税対象の所得となるということ。
つまり
  • 最低引き出し額分は、Withholding Taxを避けられたとしてもあくまで課税対象所得
  • 超過額分は、Withholding Taxが引かれた上にさらに課税対象所得
だということ。



大まかなルールとしては以上の通り。しかしこれだけのルールだけでも、毎年..
  • 十分な生活資金となる額を、
  • 節税をしながら、
  • 資金が尽きないように、
  • 自分がいつ亡くなるかはわからないという条件の中で
..中長期に渡りうまくやりくりをするためには、しっかりとした計画が必要だということがわかるのではないでしょうか。 
実質的にはさらにここに...
  • RRIF内の資金は (変換前のRRSPの状態の時と同様に) 非課税で運用し続けられる
  • RRSP内の資金全てを一度にRRIFに変換する必要はない (RRSPとRRIFを同時に保持できる)
  • 71歳までの間であれば、RRIFからRRSPに資金を戻すことも可能
といった要素も加わり、やりくりの複雑さ (または柔軟さ) はさらに増していきます。

リタイアメント全般、またはRRSP資金に関するプランや考え方は人それぞれ。RRSPの資金額によっては65歳よりも早い時点でのリタイアを考える人もいるでしょうし、仕事や生活の状況を踏まえてできる限りリタイアは先延ばしにしてRRSP資金を最大限増やし続けたいと考える方もいることでしょう。
RRIFの制度と、次に取り上げるAnnuity、それぞれのルールと利点等をしっかり理解し、自分に合った「リタイア後の収入」のやりくりを行うようにしましょう。


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