注意事項:当サイトのコンテンツをご利用いただく全ての方は、利用規約に同意したものとみなします。
このサイトの掲示板は情報交換やコミュニケーションが目的で設置されています。投稿内容の信憑性については、
各個人の責任においてご判断下さい。全ての投稿において、投稿者には法的な責任があることをご認識ください。
また、掲示板上で誹謗・中傷を受けた場合は、速やかにサイト管理者までご連絡をお願いいたします。→連絡先
カナダ・ブログカナダに関連するブロガー集まれ!! |
||||||
---|---|---|---|---|---|---|
No.259
魚紳士の子供を作る会byわしじゃけど
カナダ生活、主にアウトドアを楽しみたい方への有益情報。
私を氷河に連れてって、3日目。 2022-05-01 02:47:42
わしじゃけど。
朝起きたら、外には15センチほど雪が積もってた。 やっぱり小屋に泊まって正解! 昨日は、あまり注意して山小屋の中を見てなかったが、 よく見ると、 WiFiはないが、 携帯の充電器。 他には、大きな写真があって、 この小屋を作るのに協力した人たちかな? けっこう若いな。 と思って、説明文読んだら、 このSpearHead Traverseの途中で亡くなった人たちじゃった。 その人たちの遺族が寄付して、 今から2年前にこのHutができたのじゃ。 ふと、後ろからJちゃんが、 「そうなのよ、このBCって結構、死人が出てるのよねぇ~。」 それ、行く前に言ってよね。 どおりで、けっこう激しいと思ったよ。 まぁ、ここからはスキー場に向かっていくだけで、 大きな氷河もないし、崖もないので大丈夫か? スキー場近くは良く知った地形なので、 わしがリードしようとしたが、 試験のことを考えて、Jちゃんがリードすることに。 ここからは、左に回っていけば、スキー場の所に出るな。 「Jちゃんそこの樹を左ね。」 って、あれ? ぐんぐん樹に向かっていく。 そこを左。。。あれ? 右に行って、 何故か山頂を目指してる? ひ、左だよ。 と何度かJちゃんと地図を確認したが、 なぜか右に行くJちゃん。 昨日、ウィスキー飲みすぎたか? とうとう、山頂付近まで来ちゃった。 スキー場に帰りたいんじゃけど。。。 どうやら、山頂からじゃないと スキー場に帰れないと勘違いしてたJちゃん。 いや~、氷河も何もなくてよかった。 スキー場はあの山の稜線の向こう!! もう、足がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! 限界近い。 何とかスキー場に入ってきた。 が、すでにウィスラー側は営業停止しているため、 Avalanche Control(雪崩の防止作業)してないので、 いたるところに雪崩の痕跡が。。。 ここまでくれば、携帯つながるし何とかなる! 完全に助けられる気満々。 小鹿のように震える足で、 セメントみたいな雪を滑る。 しかし、スキー場内にいるという安心感。 リフト代金が高いとか言ってるやつに言いたい。 金で解決できることは、良いことだ。 その後は、誰もいないスキー場を貸し切り状態で 滑ってく。 来週からマウンテンバイクの コースに作り替えるために除雪中。 こんな雪があったら、間に合わんじゃろ? 予想通り、OPENは1週間伸びた。 何はともあれ、無事に帰ってきた。 帰ってきてから、シャワーを浴びたら、 痛ってぇ~!! 唇がタラコのように腫れてた。 あと、耳たぶも。 強烈な日焼けが原因じゃ。 それと、体力を振り絞ったおかげか? わしは3キロやせた。 Jちゃんは体重変わらないとか言ってた。 すごいよ、Jちゃん。 その後、SNSとかに写真をUPしたら、 同僚とかから、おれもBC行きたい! 一緒に行こう! とか言われたが、 もう、今シーズンは無理じゃ。 しばらくは、スキー場の整備されたコースを ゆるゆると滑って、 UNKしたいときに、 トイレにすぐさま駆け込みたい。
私を氷河に連れてって、2日目 2022-04-30 12:27:38
わしじゃけど。
待ちに待った、朝が来た! 一睡もできなかったと思ったが、 隣のテントで寝てたJちゃんが、 「心配してたけど、すぐにいびきが聞こえたから、 大丈夫だと思ったよ。」 って、わし寝てたん? 意外にも、寒さに強いらしい。 出発の準備してたら、何やら濡れた感覚が。。。 振り返ると、水筒に入れてたお茶がこぼれとる! 鬱だ。 Jちゃんに、「ごめん、衛星トランシーバーでSOS発信して。 もう、心が折れた。」 って言ったら、「大丈夫、私はさっきコーヒーの粉ぶちまけちゃったから。」 とかぶせてきた。 次にブーツを履こうとしたら、凍って足が入らない。 しまった、バックパックの中身を全部出したので、 ブーツまで外に出してしまった!! ジェットボイルであぶったりしたが、 なかなか履けない! もう無理、SOSボタン押して。。。 Jちゃんに手伝ってもらって何とか履けた。 しかし、凍ったブーツは、 スキーのテックビンディングにもなかなかはまらない。 SOSしてぇ~ 今日は、昼過ぎから天気が悪くなる予報じゃったので、 急がねば!! 焦る気持ちがますますビンディングをはめにくくする。 初体験で焦る童貞のようじゃ。 何とかハメて出発!! しばらくして、最初の難関。 何日か前のスキーの跡があるが、 みんなどこで降りるか迷った模様 そりゃそうだ。 どこから降りてもすげぇ急斜面というか、 崖。 途方に暮れる。。。 ここが一番降りれそうじゃね? って、ガリガリの氷が張った、崖の狭いとこを 何とか降りたが、 Jちゃんは、スキーよりもクライミングが得意。 崖からロープで降りることに。 写真じゃ伝わらない急斜面 さぁ、次はどこを降りるのじゃ? 次の難所は、 雪崩のデブリが散らかった斜面を降りて、 あそこだね。 あ、あの赤い線があるところ? これを楽しめと? これは、完全なMの遊びじゃ。 まぁ、雪が良ければそれでも楽しいかもしれんが、 ちょっと想像してた斜め上の厳しさ。 難所を超えてこの笑顔! Jちゃんが心配していた最後の難所も、 何とか滑り降りた!! あとは、クレバスも崖もないから大丈夫よ!! と、Jちゃんから聞いてひとあんし。。。ん? 果てしない。。。 どこまで行くのじゃ? あ、氷河の端まできた。 ここが今日の最後の斜面じゃな。 よーし、ここは楽しんで滑れそう!! が、 雪はコンクリートのように重かった。 しかも、なんか滑りにくいなと思ったら、 ブーツがWalkモードのままじゃった。 そして、こけた。 ようやくHUT(山小屋)が見えた時、 黒い雲が差し迫ってきた。 急いで、小屋に逃げ込む!! 山小屋とは思えないクオリティの高さ そんなことより、腹減った!! 飯、飯じゃぁ! 凍って食べれなかったおにぎりを ラーメンにぶっこむ! この世のものとは思えない不味さよ。 おにぎりにたんまり入れてた酸っぱい梅干しが ラーメンの辛さと交わって、何とも言えない 酸っぱ辛さ。 腹が減ったら、何でもおいしい。 山で食べるご飯はうまい。 とかいうが、ここまで不味かったのは初めてじゃ。 お腹を満たしたのと、暖かい小屋に入った安心感で、 プッって、おならが出た時に、 あっ!! もしかして。。。。。 トイレに確認の為に行ってみたら、 なんだこのペダル? 踏むのか? こいつ、動くぞ!! そう、ペダルを踏むと、 便器の中のベルトが動いて、 UNKを流してゆくのじゃ。 ニュータイプ便器!! そんなことより、パンツにUNKついてんじゃ? たのむ、ついてなかったことに。。。。。。 あぁ、ついてた。。。。 ガラガラと、トイレッとペーパーかき回しながら パンツを拭こうとしたら、 視線を感じて、見ると。。。 紙使い過ぎんな(訳 クマと目が合った。 すいません。 一通り、欲を満たしたところで、 山小屋の仕事。 こういう所は水がないところが多いので、 みんなで協力して、外の雪をバケツに入れて、 なべで溶かす ようやく落ち着いて、お茶飲んでたら、 Jちゃんが、 「やっぱり私、外でテント張ろうかな?」 え?嘘じゃろ? 今夜はこのまま天候があれたままじゃけど。。。 どうやら、次のスキーガイドの試験に進むには、 1シーズンで、最低でも14泊、 テント泊をしなければならないと言う。 昨日、びしょ濡れになった、 コーヒーぶちまけたテントで寝るの? 何とか説得して、小屋に泊まってもらった。 Jちゃん、何がそこまであなたをハードコアにするの? 山小屋のベットはマットも何もなかったが、 雪と風がしのげるというだけで、 もう何もいらない。 パンツも変えたし、今夜はよく眠れそう。 続く。
私を氷河に連れてって、 2022-04-29 06:10:24
わしじゃけど。
先日の試験も無事に終わった。 人を見て、評価して、人に教えてと。。。 試験期間中は、常に人と接していたので、 孤独を愛する独身モノとしては、 限界じゃった。 さぁ、人気のいないところへGo!! と言うことで、 ロッキーから12時間ドライブしてやってきたJちゃんと、 Spear Head Traverse.と言う、 ウィスラーでは有名なバックカントリーへ。 天候不順で、日程を延期に延期しての今日。 延期しすぎて、出発地点までの最後のリフトが 営業終了してた。 他のバックカントリー野郎たちも結構いたが、 荷物の大きさからして、ほとんどが日帰りじゃろう。 巨大なパックを背負って、 出発じゃ! げ、足が重い。。。 そういえば、シーズン中は忙しくて一度もBCに行ってなかったな。 リフトで甘やかされたわしの足は予想以上に重い。 そんなこと知ったことか? と、Jちゃんは遥か彼方へ。。。 ちょ、ちょ、待てよぉ~ キムタクバリの物まねも聞こえないほどに離れてく。 ガシガシ進むJちゃん。 お、おまたせ。 地図を見た限りでは、そこまで標高差はないと思っていたが、 とにかく荷物が重い、そして文明に甘やかされた足は遅い。 そして、地図にはない急斜面がいたるところに。。。 これは、スキーを外して登らなきゃね。 とあっさりと登って行ったが、 他のグループの人が、 「え? ここ登るの? 死ぬかも。。。」 その気持ちわかるぅぅっぅ いったいどこまで行くのか? 不安になりかけたころ、 「予定していたキャンプ地あそこなんだけど。。。」 と、Jちゃんが指さした山は。。。 遥か彼方なんじゃけど。。。 あの山を今日中に超えるのは無理。 ここで勘弁してください。 ということで、予定よりもかなり手前で宿泊。 携帯電話はもちろん通じない。。。 先ずは、明日の行動水兼、夜の湯たんぽ用にお湯を作る。 こういう時はやはりジェットボイル!! 極寒の環境でもぐつぐつ沸く。 しかし、日が傾き始めて急激に気温が下がってきたので、 夕飯は各自テントの中で。 湯たんぽ用のボトルに入れた水滴も あっという間に凍るほど。 わし、3シーズンのテントに マイナス0℃用の寝袋で大丈夫か? まぁ、ダウンジャケット着て寝れば大丈夫じゃな。 その夜。。。 全然大丈夫じゃねぇ。。。。 全部着込んでも、今度は足が寒くて寝れん。 たしか、カマラさんが言っていた。 こういう時は、バックパックのモノをすべて出して、 そこに足を突っ込むのじゃと! これで何とか耐えれそう。 あとは、ツェルトを寝袋の上にかけて保温。 これが、 あの一度は誰もがドラマや映画で見たことある 忘れられない名場面! 「雪山で寝たら死ぬぞぉ~!」 心なしか、嬉しそうなブライトさん ってやつか!! いや、いや、現実はそんな余裕ないって。 寒さに震えながら、 寝る前に作っておいたお茶を 飲みながら、半分凍ったあんパンをかじる。 これで朝までいけるか? と思った時に、UNKしたくなっちゃった。。。 こんな極寒で外に出れるか? いや、でも夜は始まったばかり、 これは行っとこう! 外に出て、パンツを降ろした瞬間。。。 股を極寒の風邪が駆け抜ける。 一瞬で凍り付く玉と棒。 寒いというより痛い!! あ、無理だこれ。 朝まで耐えろ!! 続く。
教えて!グーグル!! 2022-04-28 05:19:45
わしじゃけど。
今シーズン、なんとなく始めたトレーニング。 今まで、まともにスキーを教わったことがなかったので、 すごい新鮮な感覚。 もっと早く教わっておけばよかった。 トレーニングが進むにつれ、 なんか目標あればなぁ。。。 と思ったところに、TD(Trainer Designation)と言う、 スキーインストラクターのコンダクターになれる資格があることに気づいた。 所謂、インストラクター養成コースの教官。 よし、やってみっか? と軽く始めてみた。 2日間の講習の後に試験。 この試験がなかなかに難しい。(当たり前) 何が難しいって、インストラクターに教える試験なのじゃが、 目の前のインストラクター役は、レベル3を受かった、 全てのレベルのお客様を教えれるインストラクター。 でも、試験の設定はレベル1(初級から中級を教えるレベル)の インストラクターを教えるというもの。 アセスメント(良い所、悪い所を見つける)のも難しいが、 それを直すためのエクササイズも、レベル1のイントラが できるレベルのエクササイズでレベル3のイントラを直さなければならん。 言ってることがわからないと思うが、 例えば、調理師学校に入ってきた、ベテランシェフに 卵焼きを教えるようなもの。 片手で卵を割れる人に、「卵を割るときは、両手でね!」って 言うようなもの。 受ける人も、分かっていて、合わせるのじゃが、 レベル3のイントラに、プルークボーゲン(ㇵの字)で 滑る滑り方を教えたり、パラレルターン(足を揃えて滑る)を 教えたりするのは、難しい。 じゃって、 お前ら、できるじゃねぇ~か!! 3回試験を受けたけど、3回とも失敗、 毎回、試験管に、 「オシイ! もうちょっとじゃったねぇ。」 などと言われて、心の葛藤が続くこと3か月。 オシイと思うなら、合格点くれよ!! 昨日の4回目の試験で、ようやく合格。 ようやく受かったわ、と 友達の試験官に報告したら、 「試験官が良い人に当たってよかったね。」って。。。 え? やっぱり試験官によって合否が違うの? うすうすは感じていたが、 やっぱりそういう側面もあるんじゃ。。。 こういう、ググって誰もが納得する答えが出ない、 人の評価に依存するものは、ほんま難しい。 試験が終わって、明日からは、 JちゃんとSpear Head Traverse.のバックカントリー! 人の目が届かないところに行ってきます。 というか、 しばらく人を見たくない。
トリミングしましょ! 2022-04-21 07:31:51
わしじゃけど。
今シーズンの仕事は終わったが、 来週には、Trainers Designation Examと言う、 いわゆる、スキーインストラクターの養成コースの教官に なるための試験が控えている。 それと並行して、 試験後に友とBCに行く計画も進行中。 日本にすべて道具を置いてきてるので、 カナダで道具を揃えねばならないが、 ラッキーなことにインストラクター割引きで、 G3の商品を買うことができた。 G3のスキンと言えば、5年前まではGlue(接着面の糊)の 性能が最悪じゃったんじゃが、 ここ数年で見事に改善されたようじゃ。 早速購入。 空気に触れると性能が落ちるらしいので、 フィルムが張られてた。 専用のカッターで トリミング。 昔、オーストラリア人の友と温泉に行ったとき、 「なんで、日本人は陰毛をトリミングしないの?」 と、不思議がられたことがあったが、 仮性包茎のあなたに そんなこと言われたくない。 と思ったが、なるほど、 AVに感化された漢と思われたくない一心から、 AV男優じゃあるまいし、トリミングなんかするか! と思ってたが、やってみるとこれはこれですっきりする。 女側の意見は聞いたことないが、 元彼女が剃毛してきた時はびっくりした。 嬉しかったけど。。。 話はそれたが、 無事にトリミング終了! わしも慣れてきたよのぉ。。。 と会心の仕事のつもりじゃったが、 これがのちに詰めが甘かったことに気づくのは、 実際のバックカントリーに出た後。 トリミングはしっかりと!! |
||||||
|