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No.259

魚紳士の子供を作る会

byわしじゃけど
カナダ生活、主にアウトドアを楽しみたい方への有益情報。
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じゃあ、島に住もうか? 2022-05-10 08:36:24 わしじゃけど。




ビクトリアアイランド3日目。





2日間のお寺での修業を終え、






身も心もすっかり正された。






もっとダラダラしたかった。。。





次に会う友達も、






「何する?」って聞いてきたので、





家でダラダラしたい。





希望をかなえてくれたが、





初日と2日目に見た海が良かったので、





釣りに行くことに。





五十肩が治ってないので、





投げることに不安があったが、

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おりゃあぁぁぁぁぁ!


室伏投げ!








なんか想像してた釣りと違った。





投げた後は、のんびり。





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これ、


こういうのがしたかった。










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暖かそうに見えるが、



気温10度





もうこのまま釣れなくてもええわ。





と思ってたら、





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大漁!!










でも、規制があって、小さいサイズは持ち帰り不可。






後、メスも。





お目にかなわなかったカニは、






デッキから蹴落とされる。。。






まるで猿蟹合戦のよう。




あとでカニに恨まれそう。



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お前は食う!




テンション上がってきた!







釣りで上がったテンションそのままに、






家から10分の所にバイクパークがあるよ!





と言われ、次はバイク!





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マジ?







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忍者かっ!










楽しいよ!と友に進められたが、





ここに来るまでで、すでに体力が無くなった。






気持ちに身体がついてこない。





疲れ果てて、家に帰ったら、





シェフでもある友が、





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あっという間にカニ退治!







ついでに





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何やら和洋中の


素敵な夕食が。。。





う、うまい!





持つべきものは、友じゃな。





そして、家でゴロゴロ。




ああぁ、幸せ。






友の子供がわしを笑わせようと、






必死で芸を披露してくれたが、






ふわちゃんのような、リアクションのみで






わしを笑わせようとするとは。。。





無駄無駄無駄ぁぁぁぁ。




友達夫婦にウィスラーでの




愚痴も聞いてもらって、



ああぁ、スッキリ!




明日は、早朝散歩もないし、よく眠れそう。

そうじゃ、島に行こう! 2022-05-08 08:05:35 わしじゃけど。



ウィスラーに住んで、はや5か月が経過した。




バンクーバーに住んでる友達が、近いから遊びに来て、




と言われつづけてたが、




ウィスラー~バンクーバー間は、




めちゃくちゃなワインディングロードで、





雪が降る時期は、事故が絶えない。




簡単に行けるかぁ!!




バンクーバーから船で1時間半の所にある




ビクトリアアイランドに住む友達も、




ウィスラーいるなら、遊びに来てよ!




って簡単に言うが、




日帰りで行けないところが辛いところ。




ビクトリアから日帰りする、スキー客もたまにいるが。。。




と言うことで、腰が軽いことで有名なわしも




2の足を踏んでたが、やることないし、




遊びに行くか?




と、ビクトリアアイランドに行ってきた。





初日。





先ずは、20年来の友達のY。




知り合った時は、同じガイドじゃったが、





今は、自分の店(日本食堂)を開いている。




コロナの影響でかなり規模は縮小したが、




生き残っているとはすごい!!





こだわりの厳選された食材と丁寧な調理には定評がある。




とは、ネット上の口コミや友から聞いていた。





久々に会ったYは、さすが、コロナ禍を生き延びただけあって、





店はおろか、人までも無駄なものが排除され、



洗練されていた。

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今は、takeout
のみの営業。


がら~ん。




部屋も断捨離か?




っていうぐらいのモノのなさ。




話す言葉も厳選され、





徳の高いお坊さんと話しているよう。。。





朝は、「食事前に散歩が良い!」と、







早朝から無理やり散歩。





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クジャクがお出迎え。












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野放し状態。


野良クジャク。





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ウッドチップが敷き詰められた道。



足に優しい。






が、僧侶Yは、かなりの早足。





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海で瞑想








Yが店でご飯も作ってくれた。






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精進料理みたいじゃ。









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納豆あるよ!










って、なんか優しいお寺のお坊さんに見えてきた。





ほぼ同い年じゃが、




ストイックな生き方が、ますますお坊さん。





来年あったら、店に木魚が置いてあったりしてそう。






ある意味、良い刺激をもらった。


私を氷河に連れてって、3日目。 2022-05-01 02:47:42 わしじゃけど。





朝起きたら、外には15センチほど雪が積もってた。





やっぱり小屋に泊まって正解!





昨日は、あまり注意して山小屋の中を見てなかったが、




よく見ると、




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WiFiはないが、

携帯の充電器。









他には、大きな写真があって、





この小屋を作るのに協力した人たちかな?



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けっこう若いな。








と思って、説明文読んだら、






このSpearHead Traverseの途中で亡くなった人たちじゃった。





その人たちの遺族が寄付して、





今から2年前にこのHutができたのじゃ。





ふと、後ろからJちゃんが、





「そうなのよ、このBCって結構、死人が出てるのよねぇ~。」





それ、行く前に言ってよね。





どおりで、けっこう激しいと思ったよ。





まぁ、ここからはスキー場に向かっていくだけで、





大きな氷河もないし、崖もないので大丈夫か?





スキー場近くは良く知った地形なので、





わしがリードしようとしたが、






試験のことを考えて、Jちゃんがリードすることに。





ここからは、左に回っていけば、スキー場の所に出るな。





「Jちゃんそこの樹を左ね。」






って、あれ?




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ぐんぐん樹に向かっていく。







そこを左。。。あれ?





IMG_0607右に行って、



何故か山頂を目指してる?






ひ、左だよ。 と何度かJちゃんと地図を確認したが、





なぜか右に行くJちゃん。





昨日、ウィスキー飲みすぎたか?





とうとう、山頂付近まで来ちゃった。





スキー場に帰りたいんじゃけど。。。





どうやら、山頂からじゃないと






スキー場に帰れないと勘違いしてたJちゃん。





いや~、氷河も何もなくてよかった。




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スキー場はあの山の稜線の向こう!!







もう、足がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!





限界近い。





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何とかスキー場に入ってきた。








が、すでにウィスラー側は営業停止しているため、





Avalanche Control(雪崩の防止作業)してないので、





いたるところに雪崩の痕跡が。。。





ここまでくれば、携帯つながるし何とかなる!





完全に助けられる気満々。





小鹿のように震える足で、


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セメントみたいな雪を滑る。







しかし、スキー場内にいるという安心感。





リフト代金が高いとか言ってるやつに言いたい。






金で解決できることは、良いことだ。






その後は、誰もいないスキー場を貸し切り状態で





滑ってく。




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来週からマウンテンバイクの




コースに作り替えるために除雪中。







こんな雪があったら、間に合わんじゃろ?





予想通り、OPENは1週間伸びた。






何はともあれ、無事に帰ってきた。







帰ってきてから、シャワーを浴びたら、







痛ってぇ~!!






唇がタラコのように腫れてた。





あと、耳たぶも。





強烈な日焼けが原因じゃ。






それと、体力を振り絞ったおかげか?




わしは3キロやせた。




Jちゃんは体重変わらないとか言ってた。




すごいよ、Jちゃん。




その後、SNSとかに写真をUPしたら、




同僚とかから、おれもBC行きたい!




一緒に行こう! とか言われたが、





もう、今シーズンは無理じゃ。





しばらくは、スキー場の整備されたコースを





ゆるゆると滑って、





UNKしたいときに、





トイレにすぐさま駆け込みたい。 





私を氷河に連れてって、2日目 2022-04-30 12:27:38 わしじゃけど。




待ちに待った、朝が来た!




一睡もできなかったと思ったが、




隣のテントで寝てたJちゃんが、




「心配してたけど、すぐにいびきが聞こえたから、




大丈夫だと思ったよ。」





って、わし寝てたん?




意外にも、寒さに強いらしい。




出発の準備してたら、何やら濡れた感覚が。。。




振り返ると、水筒に入れてたお茶がこぼれとる!




鬱だ。




Jちゃんに、「ごめん、衛星トランシーバーでSOS発信して。




もう、心が折れた。」





って言ったら、「大丈夫、私はさっきコーヒーの粉ぶちまけちゃったから。」





とかぶせてきた。





次にブーツを履こうとしたら、凍って足が入らない。




しまった、バックパックの中身を全部出したので、




ブーツまで外に出してしまった!!





ジェットボイルであぶったりしたが、




なかなか履けない!





もう無理、SOSボタン押して。。。





Jちゃんに手伝ってもらって何とか履けた。





しかし、凍ったブーツは、




スキーのテックビンディングにもなかなかはまらない。





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SOSしてぇ~





今日は、昼過ぎから天気が悪くなる予報じゃったので、





急がねば!!




焦る気持ちがますますビンディングをはめにくくする。




初体験で焦る童貞のようじゃ。




何とかハメて出発!!




しばらくして、最初の難関。





何日か前のスキーの跡があるが、





みんなどこで降りるか迷った模様






そりゃそうだ。




どこから降りてもすげぇ急斜面というか、





崖。



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途方に暮れる。。。







ここが一番降りれそうじゃね?




って、ガリガリの氷が張った、崖の狭いとこを





何とか降りたが、





Jちゃんは、スキーよりもクライミングが得意。



崖からロープで降りることに。




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写真じゃ伝わらない急斜面















さぁ、次はどこを降りるのじゃ?





次の難所は、




雪崩のデブリが散らかった斜面を降りて、




あそこだね。




あ、あの赤い線があるところ?


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これを楽しめと?







これは、完全なMの遊びじゃ。





まぁ、雪が良ければそれでも楽しいかもしれんが、





ちょっと想像してた斜め上の厳しさ。





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難所を超えてこの笑顔!









Jちゃんが心配していた最後の難所も、




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何とか滑り降りた!!






あとは、クレバスも崖もないから大丈夫よ!!





と、Jちゃんから聞いてひとあんし。。。ん?




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果てしない。。。







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どこまで行くのじゃ?







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あ、氷河の端まできた。








ここが今日の最後の斜面じゃな。





よーし、ここは楽しんで滑れそう!!



が、




雪はコンクリートのように重かった。




しかも、なんか滑りにくいなと思ったら、




ブーツがWalkモードのままじゃった。





そして、こけた。





ようやくHUT(山小屋)が見えた時、

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黒い雲が差し迫ってきた。







急いで、小屋に逃げ込む!!






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山小屋とは思えないクオリティの高さ






そんなことより、腹減った!!








飯、飯じゃぁ!





凍って食べれなかったおにぎりを





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ラーメンにぶっこむ!










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この世のものとは思えない不味さよ。











おにぎりにたんまり入れてた酸っぱい梅干しが





ラーメンの辛さと交わって、何とも言えない





酸っぱ辛さ。






腹が減ったら、何でもおいしい。






山で食べるご飯はうまい。






とかいうが、ここまで不味かったのは初めてじゃ。






お腹を満たしたのと、暖かい小屋に入った安心感で、






プッって、おならが出た時に、






あっ!! もしかして。。。。。







トイレに確認の為に行ってみたら、





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なんだこのペダル?











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踏むのか?












こいつ動くぞ

こいつ、動くぞ!!






そう、ペダルを踏むと、




便器の中のベルトが動いて、






UNKを流してゆくのじゃ。




ニュータイプ便器!!





そんなことより、パンツにUNKついてんじゃ?






たのむ、ついてなかったことに。。。。。。




あぁ、ついてた。。。。




ガラガラと、トイレッとペーパーかき回しながら





パンツを拭こうとしたら、




視線を感じて、見ると。。。





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紙使い過ぎんな(訳



クマと目が合った。










すいません。





一通り、欲を満たしたところで、





山小屋の仕事。





こういう所は水がないところが多いので、







みんなで協力して、外の雪をバケツに入れて、




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なべで溶かす













ようやく落ち着いて、お茶飲んでたら、




Jちゃんが、




「やっぱり私、外でテント張ろうかな?」







え?嘘じゃろ?




今夜はこのまま天候があれたままじゃけど。。。




どうやら、次のスキーガイドの試験に進むには、




1シーズンで、最低でも14泊、




テント泊をしなければならないと言う。




昨日、びしょ濡れになった、




コーヒーぶちまけたテントで寝るの?





何とか説得して、小屋に泊まってもらった。





Jちゃん、何がそこまであなたをハードコアにするの?




山小屋のベットはマットも何もなかったが、




雪と風がしのげるというだけで、




もう何もいらない。




パンツも変えたし、今夜はよく眠れそう。




続く。








私を氷河に連れてって、 2022-04-29 06:10:24 わしじゃけど。




先日の試験も無事に終わった。





人を見て、評価して、人に教えてと。。。





試験期間中は、常に人と接していたので、




孤独を愛する独身モノとしては、





限界じゃった。





さぁ、人気のいないところへGo!!





と言うことで、





ロッキーから12時間ドライブしてやってきたJちゃんと、





Spear Head Traverse.と言う、





ウィスラーでは有名なバックカントリーへ。





天候不順で、日程を延期に延期しての今日。





延期しすぎて、出発地点までの最後のリフトが




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営業終了してた。









他のバックカントリー野郎たちも結構いたが、





荷物の大きさからして、ほとんどが日帰りじゃろう。






IMG_0399巨大なパックを背負って、





出発じゃ!










げ、足が重い。。。






そういえば、シーズン中は忙しくて一度もBCに行ってなかったな。





リフトで甘やかされたわしの足は予想以上に重い。





そんなこと知ったことか?



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と、Jちゃんは遥か彼方へ。。。







ちょ、ちょ、待てよぉ~






キムタクバリの物まねも聞こえないほどに離れてく。






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ガシガシ進むJちゃん。







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お、おまたせ。







地図を見た限りでは、そこまで標高差はないと思っていたが、





とにかく荷物が重い、そして文明に甘やかされた足は遅い。




そして、地図にはない急斜面がいたるところに。。。





これは、スキーを外して登らなきゃね。



とあっさりと登って行ったが、





他のグループの人が、





「え? ここ登るの? 死ぬかも。。。」





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その気持ちわかるぅぅっぅ










いったいどこまで行くのか?




不安になりかけたころ、




「予定していたキャンプ地あそこなんだけど。。。」





と、Jちゃんが指さした山は。。。


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遥か彼方なんじゃけど。。。








あの山を今日中に超えるのは無理。





ここで勘弁してください。





ということで、予定よりもかなり手前で宿泊。






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携帯電話はもちろん通じない。。。








先ずは、明日の行動水兼、夜の湯たんぽ用にお湯を作る。





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こういう時はやはりジェットボイル!!




極寒の環境でもぐつぐつ沸く。








しかし、日が傾き始めて急激に気温が下がってきたので、





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夕飯は各自テントの中で。











湯たんぽ用のボトルに入れた水滴も



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あっという間に凍るほど。










わし、3シーズンのテントに



マイナス0℃用の寝袋で大丈夫か?




まぁ、ダウンジャケット着て寝れば大丈夫じゃな。




その夜。。。





全然大丈夫じゃねぇ。。。。




全部着込んでも、今度は足が寒くて寝れん。




たしか、カマラさんが言っていた




こういう時は、バックパックのモノをすべて出して、





そこに足を突っ込むのじゃと!





これで何とか耐えれそう。




あとは、ツェルトを寝袋の上にかけて保温。




これが、





あの一度は誰もがドラマや映画で見たことある




忘れられない名場面!






な、殴ったね!


「雪山で寝たら死ぬぞぉ~!」





心なしか、嬉しそうなブライトさん






ってやつか!!






いや、いや、現実はそんな余裕ないって。






寒さに震えながら、




寝る前に作っておいたお茶を






飲みながら、半分凍ったあんパンをかじる。





これで朝までいけるか?




と思った時に、UNKしたくなっちゃった。。。





こんな極寒で外に出れるか?




いや、でも夜は始まったばかり、





これは行っとこう!



外に出て、パンツを降ろした瞬間。。。




股を極寒の風邪が駆け抜ける。




一瞬で凍り付く玉と棒。




寒いというより痛い!!




あ、無理だこれ。




朝まで耐えろ!!










続く。









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