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No.259
魚紳士の子供を作る会byわしじゃけど
カナダ生活、主にアウトドアを楽しみたい方への有益情報。
指切れちゃった。どうする? 2022-05-24 01:51:59
わしじゃけど。
ビクトリアから帰ってきて、 ロッキーに帰るまで、仕事もなくぼ~っとしてたら、 友から、「Wilderness First Aid(野外救急法)」の手伝いして。 って頼まれて、暇だったので行ってみた。 現場に着くと、インストラクターの人から、 今までの怪我や病気の経験は? って聞かれたので、去年背骨折りました。って言ったら、 「THAT'S、NiCE!!」 って。。。 いやいや、NICE じゃねぇだろ!? どうやら、実際にけがをした人の役をやってもらいたかったらしく、 背骨折った時のことを思い出して、そのふりしてほしいとのことじゃった。 そういうことね。 そりゃ、NICEって言いたくなるわ。 骨折だけじゃ物足りないからと言って、 映画の特殊メークキットを出してきて、 あれよあれよと言う間に、 指切れちゃった!! と言う、怪我のおまけまでつけてくれた。 ここまで本格的にやるの? すげぇよ。 というか、背骨折って、指が切れた状態のわしを どういう風に応急処置するのかみてみたい。 指示通りに森の中でうずくまっていると、 受講者の友やその仲間たちがやってきて わしに話しかけてくる、 受講者Y:「何があったんですか?」 え? あ、そういえば、どんな状況で怪我したのか考えてなかった。。。 「あ~。吊り橋が落ちて背中を強打して、 吊り橋のワイヤーで指まで切断しちゃった。。。」 受講者:Y「そうですか、どこか痛むところは?」 「背中と指が切れちゃったから指。」 って言ったら、背中をチェックした後、 受講者Y:「指はあまり見ないようにしてくださいね。」 って、自分のジャケットを優しくわしの指にかけて 他の救助者を探しに森に消えていった。。。 他の救助者(ボランティア)を皆一か所に集めて 応急処置。 僕、ドラえもん!! インストラクターの人に実際に指切断したら どうするんですか? って聞いたら、圧迫止血して、 切断した指があったら、ガーゼでくるんでビニール袋に入れて 氷で冷やすといいですよ。 ダイレクトに氷水に漬けたり、洗ったりしてはダメとのこと。 切断した指を牛乳に入れるって都市伝説効いたことあるけど、、、 って言うと、それじゃあイチゴミルクになりますよね。 乾燥させて冷却が基本でよ。と。 そうじゃよね。 そもそもアウトドアに牛乳なんて持っていかね~し。 なにはともあれ、無事に終了!! 怪我したときの応急処置はやっぱり知っておいた方がええな。 と、10年以上前に受けたファーストエイドの記憶は 薄れていた。。。と言うか覚えてなかった。 ガーゼはとにかく買っておこう。 友達のガイドは、とにかくダクトテープがあればなんとかなる。 って言ってたなぁ。。。 流石は、カナダ。 雑過ぎる 病院でくっつく可能性もありますよ。 って。。。 アウトドアに牛乳は持って行かねぇ~し。。。
悪魔の館 2022-05-23 02:08:27
わしじゃけど。
近所にお勧めのトレイルあるよ! って、リフトの上で会った地元の人に聞いたので、 行ってみた。 トレイル入り口で、 クマがお出迎え あ、そういえば、ベアスプレー忘れたわ。 ま、いっか。 なかなか整備されたトレイル。 しかし、トレイルの分岐点にあるトレイル名の案内が。。。 訳)満足してね~よ。 訳)なんでジョニーは字が読めないの? なかなか個性的なトレイル名。 というか、他になんかあるじゃろ! ヘイトスピーチが叫ばれる中、なかなか攻めている。 そんなこんなで、トレイルを進んでくと、 閑静な住宅街のそばに続いてた。 すげぇ豪邸。。。 すぐそばには、 クマ注意。 まぁ、森の中の閑静な家って誰もが憧れるが、カナダはクマがね。 って、ふと、何かの気配を感じて振り向くと、 あれ? くまじゃね? ペット? と思うぐらい、悠々とアプローチを歩くくま。 近所の住人がたまたま近くを歩いていたが、 「よくいるのよねぇ~。」 って、もはや野良猫扱い。 ウィスラーって、 なんかあらゆる意味で想像の斜め上をいっている。
島に住むの? 2022-05-11 01:00:56
わしじゃけど。
島生活4日目。 昼近くまで、ダラダラと家で過ごす。 あぁ、幸せ。 ちょっとハイキングに行こう! と言われたが、気持ちも体も嫌がっているので、 断ったが、 ちょっとしか登らないから! と言われたので、渋々ハイキングへ。。。 いきなり2m越えのわらびがお出迎え 遺伝子組み換えではない。 山菜が取れるんよ。 って言われ、テンションが上がる。 突然、戦場カメラマン現る! え?そんなに花好きじゃったっけ? 友の嫁が花に詳しく、 道すがら説明してくれた。 カマス シューティングスター これはロッキーにも生えとった。 Glacier Lilly カタクリ え?花が白い! Miners Lettuce 食べれるよ! え?マジで? 食べてみるとほんのり甘い。 うまいじゃないか! 後で値段調べたら、450gで14ドル(1400円) 高級食材じゃねぇ~か!! そんなものが普通に生えてる島の公園すげぇ~! やはり、乾燥したロッキーとは違って植生が多い。 友の嫁は、 こごみを採取。 友はナチュラル三角木馬でストレス発散。 遺伝子組み換えではない。 しばらく歩くと、 ふ、腐海じゃ! 姫様、マスクを!! ってぐらいの、Lichen(地衣類)に覆われた樹が。 こんな街中でこれほどLichenが繁殖してるのも珍しい。 よほど空気がきれいなんじゃな。 これ煎じて飲めるよ! え? スギナって飲めるん? 場所を移動して、海岸沿いを歩く。 X-menのロケ地になった城。 あ、「恵まれし子らの学園!」 見覚えがある! テンションが上がったところで、 これも食べれるよ! Sea Asparagus おお!確か前に来た時に食べた記憶が! 塩気が効いて美味しかったぞ! 早速採取!と思ったが、 あちこちに犬を散歩させる人たちが。。。 これ、犬の小がかかってるよね。。。 やめとこ。。。 テンションが下がったところで、 島の小さなパン屋さんへ。。。 な、なんだ!ブルーのクリームがかかった 菓子パン? 昭和の気配が漂う、ラインナップ。 数種類買ってみた。 砂糖と油がすごかった。 年老いた身体には、きつ過ぎる!! もっとナチュラルなものを身体が欲してる。。。 焙煎したスギナで、 お茶を入れる。 焚火の味だ。。。 身体に染みるぜ! そういえば、帰りの船の時間そろそろじゃな。 と、出ようとしたが、 家族総出で、ものすごい勢いで夕食を作り始め、 ものの30分足らずで、仕上げてきた。 この家族で、深夜食堂できるよ! 是非、やってほしい。 こごみがええアクセント。 精進料理を出すお坊さんの店に、 深夜食堂。 釣りもできて、山菜もある。 家賃ってどのくらい? って聞いたら、 お坊さんの近くは、 1Bedアパートで1500ドル(15万円)ぐらいから。。。 ちなみに隣の普通の1軒屋、 あれ、1億円じゃけぇ。 え?あんな家が? 友が、「夢がないよねぇ~」って わしもおんなじこと思ったわ。 う~ん。。。こうやって、時期のエエ時に お寺で1泊して、友の家で2泊ダラダラして、 何泊か、キャンプできたらええかな。 よし、来年はキャンピングカーで来よう!! いや~、遊びの計画は楽しい。 島から出る最終の船に乗って、 バンクーバーの友の家に着いたのが 夜11時。 楽しかったよ、島は。。。 と話してたら、机の上に山のような書類が。。。 T4(確定申告)で 税金をたんまり払ってきたよ。 って話を聞いた途端、 あ、やべぇ! 日本の確定申告と、自動車税。。。 ま、いっか。
じゃあ、島に住もうか? 2022-05-10 08:36:24
わしじゃけど。
ビクトリアアイランド3日目。 2日間のお寺での修業を終え、 身も心もすっかり正された。 もっとダラダラしたかった。。。 次に会う友達も、 「何する?」って聞いてきたので、 家でダラダラしたい。 希望をかなえてくれたが、 初日と2日目に見た海が良かったので、 釣りに行くことに。 五十肩が治ってないので、 投げることに不安があったが、 おりゃあぁぁぁぁぁ! 室伏投げ! なんか想像してた釣りと違った。 投げた後は、のんびり。 これ、 こういうのがしたかった。 暖かそうに見えるが、 気温10度 もうこのまま釣れなくてもええわ。 と思ってたら、 大漁!! でも、規制があって、小さいサイズは持ち帰り不可。 後、メスも。 お目にかなわなかったカニは、 デッキから蹴落とされる。。。 まるで猿蟹合戦のよう。 あとでカニに恨まれそう。 お前は食う! テンション上がってきた! 釣りで上がったテンションそのままに、 家から10分の所にバイクパークがあるよ! と言われ、次はバイク! マジ? 忍者かっ! 楽しいよ!と友に進められたが、 ここに来るまでで、すでに体力が無くなった。 気持ちに身体がついてこない。 疲れ果てて、家に帰ったら、 シェフでもある友が、 あっという間にカニ退治! ついでに 何やら和洋中の 素敵な夕食が。。。 う、うまい! 持つべきものは、友じゃな。 そして、家でゴロゴロ。 ああぁ、幸せ。 友の子供がわしを笑わせようと、 必死で芸を披露してくれたが、 ふわちゃんのような、リアクションのみで わしを笑わせようとするとは。。。 無駄無駄無駄ぁぁぁぁ。 友達夫婦にウィスラーでの 愚痴も聞いてもらって、 ああぁ、スッキリ! 明日は、早朝散歩もないし、よく眠れそう。
そうじゃ、島に行こう! 2022-05-08 08:05:35
わしじゃけど。
ウィスラーに住んで、はや5か月が経過した。 バンクーバーに住んでる友達が、近いから遊びに来て、 と言われつづけてたが、 ウィスラー~バンクーバー間は、 めちゃくちゃなワインディングロードで、 雪が降る時期は、事故が絶えない。 簡単に行けるかぁ!! バンクーバーから船で1時間半の所にある ビクトリアアイランドに住む友達も、 ウィスラーいるなら、遊びに来てよ! って簡単に言うが、 日帰りで行けないところが辛いところ。 ビクトリアから日帰りする、スキー客もたまにいるが。。。 と言うことで、腰が軽いことで有名なわしも 2の足を踏んでたが、やることないし、 遊びに行くか? と、ビクトリアアイランドに行ってきた。 初日。 先ずは、20年来の友達のY。 知り合った時は、同じガイドじゃったが、 今は、自分の店(日本食堂)を開いている。 コロナの影響でかなり規模は縮小したが、 生き残っているとはすごい!! こだわりの厳選された食材と丁寧な調理には定評がある。 とは、ネット上の口コミや友から聞いていた。 久々に会ったYは、さすが、コロナ禍を生き延びただけあって、 店はおろか、人までも無駄なものが排除され、 洗練されていた。 今は、takeout のみの営業。 がら~ん。 部屋も断捨離か? っていうぐらいのモノのなさ。 話す言葉も厳選され、 徳の高いお坊さんと話しているよう。。。 朝は、「食事前に散歩が良い!」と、 早朝から無理やり散歩。 クジャクがお出迎え。 野放し状態。 野良クジャク。 ウッドチップが敷き詰められた道。 足に優しい。 が、僧侶Yは、かなりの早足。 海で瞑想 Yが店でご飯も作ってくれた。 精進料理みたいじゃ。 納豆あるよ! って、なんか優しいお寺のお坊さんに見えてきた。 ほぼ同い年じゃが、 ストイックな生き方が、ますますお坊さん。 来年あったら、店に木魚が置いてあったりしてそう。 ある意味、良い刺激をもらった。 |
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