カナダ・ブログ

長かったような短かったような、カナダに来てから2年。

もう2年かって思うのと同時に、あれまだ2年だっけ、とも思う。

日本語大丈夫かって思うくらい矛盾してるんだけどわかるかなこの感覚笑

辛いこと8割、楽しいこと2割といった感じがリアルな感想だけど、この辛い8割のおかげで本当に人間として強くしてくれたというか、

まじで耐えたな、2年間といった感じ。笑

特にバンクーバーでの1年半は、インターンを含め2つのオフィスで働き、３つのアルバイトを経験して、2つのSNSマーケティングのボランティアやスタジアムでの売り子をやったりもした。

1シーズンだけバンクーバーのサッカーチームに所属して、リーグ戦にも出れた。

こう見ると本当に1年半でよくこんなに詰め込めたもんだなとは思う笑

睡眠時間をあまり取れない時期も結構あったけど、老後にめっちゃ寝てやるから今はいいやという意味のわからないモチベーションで頑張ってたな。

たぶん睡眠ってそういうことじゃない笑

そして多くのことに挑戦した分、自分の得意・不得意がわかってきたし、

たくさんの人に出会う中で、どんな人から好かれやすくてどんな人から嫌われやすいかもなんとなーくわかってきた笑

やっぱり自己分析は一人でじっと考えるより動いたほうが得られるものが多い。

行動ベースの自己分析ができるいい機会になった2年間だった。

一番の驚きは、自分が今まで得意だと思ってたことは意外と自分には向いてないみたいで、むしろ苦手分野だと思ってたことが向いてるかもしれないという気づき。

たぶんカナダに来てなければ気づかなかったと思う。

やっぱ人間には向き・不向きがちゃんとあって、自分でも気づかない才能が眠っているもの。

大体の人はそれに気づかずに死んでいく。

てか自分に向いてる事に気づく余裕がないのかもしれない。

特に日本で働いていると忙しくてどんどん時が過ぎ去っていっちゃうから。

とりあえずやってみたいことに手を伸ばしてみる、自分のワクワクした感情を信じてみる、

これは今後どんなに忙しくても忘れてはいけないなぁと。

そしてこの2年間、たくさん失敗もして自分の無力さを何度も思い知った。

精神的にどん底にいた時期もあった。

今思い返すと、試練の連続だった気がする。。うん、なんか落ち着いた日々なんてあんまなかった笑

てか人生っていつになったら落ち着くんかな、やっぱ老後かな。笑

そんな日々を過ごして、海外生活で一番大事だなって思ったことは、

“コントロールできることだけに集中する“こと

つまり“自分でコントロールできないことに執着しない”

この世って自分でコントロールできないことが結構ある。

他人の行動や感情、過去、身体的な老化や遺伝による病気や身体能力とか。

外的要因で起こるハプニングとかもそう。

まぁ特に海外では自分じゃどうにもできないようなトラブルがたくさん起こる。

そういうのをいちいち気にしたところでどうにもならない。

自分が下した決断に対して、

「この選択は本当に正しかったのかな」とか悩んだところで過去に戻れるわけでもなし、変えられるわけでもない。

だからもう“今自分は何ができるか”だけ考える。

自分の行動や考え方はコントロールが効く。

大事なのはコントロールできることだけに注力すること。

自分でコントロールできる範囲のことを頑張ったなら、あとはもう運命に委ねる。

仕事探しで準備や本番に全力を出したのならもう後は他人(面接官)が決める事だから、この先はただドンと構えとく。

実際のところ面接官との相性やタイミングのような自分でコントロールできない要素が影響するのが仕事探しなんだから、

ダメだったとしても「しょうがない、次に活かそう」くらい楽観的でいい。

そんくらいの心構えの方が気が楽で、何よりも“今”に集中できる。


どう頑張ったって人間は老いるし死ぬ。
生きていられる時間は思っているよりも短いかもしれない。

だったらどうにもできないことを考えるよりも、今できることを考える。

その方が人生豊かになるんじゃないかなと個人的に思う。


2年間そんなことばっかり考えていたせいで精神面だけでなく身体的も老けてきたみたいで、

肝臓のパフォーマンスが非常に悪い笑

あの程度の酒で二日酔いくるの⁉︎といったように。

帰国するまでにパフォーマンスを戻しておきたいところ。笑

そんなこんなで、職なし金なしから始まった生活も今では、2年でこれほどまでに充実して多くの経験を積めた。

2年前、心からやり切ったと思えるまでは日本に帰らないと誓い、片道の航空券を握りしめてカナダに来た。

思い返せば本当に色々な夜を超えてきた。

数時間何もない天井をずっと見つめてた夜とか深夜に一人で海辺を散歩してた夜とか、

まぁその当時は辛かったけど、そんな夜があったからこそ今の自分があって、それを乗り越えた自分を本当に誇りに思う。

今後も色々なことが起きると思うし、その度にまた壁にぶち当たると思う。

それでもここでの経験がその壁を乗り越える原動力になると信じてる。

今後については、もう少しだけカナダにいる予定。

正直もうやり切ったから日本帰ってもいいんだよなーとも思ったんだけどね。バンクーバーの冬嫌いだし笑

でも今カナダにいる間に考えておきたいこととか、今までできなかったことをやる時間を取ろうかなって。

もし冬の雨季が本当に嫌だったら、中南米のあったかい国に逃げようかなとも思ってる笑

そんなこんなで、今後は今までより少しだけ自由にそして余裕を持った生活ができたらなって感じですね笑


いよいよカナダ生活3年目！
目標は若き日の肝臓のパフォーマンスを取り戻す！

2週間のサマープログラム、無事終了。
振り返ってみます．．．

42人の高校生と引率のみなさんが、長い移動の後無事にナナイモ到着。
初めてのホームステイでの戸惑いと歓迎。それぞれの家に引き取られていく。。。
次の日、初めてのESLクラスで緊張で顔が強張ってる
消防署訪問は日本でも行ったことなかったよね
ショッピングモールでのクイズでチームワークを出し始めて仲良くなっていく
最高のお天気になったビクトリアトリップはたくさんん写真が撮れたよね
スカイウークにの絶景に感動して一気にカナダが好きになった！
ドラゴンボート、森の探検など疲れるほどのアクティビティー満載
ビーチでは全員が水に飛び込んで子供のようにはしゃいで「帰りたくないです！」と真剣に主張する女子たち❤️

真剣な眼差しと、なんでも一生懸命にする君たちのエネルギーは
大人たちも何度も感動し続けてきたんだよ。